http://www.apng.org/apricot99/about_apricot.html

アジア太平洋地域全域では今、めまぐるしい勢いでインターネットサービスプロバイダーやバックボーン、地域的ネットワーク、ウェブホスティング設備、ファイアーウォール、イントラネットなどが開発、展開、インストールされきています。 そのため、技術者や経営者、企業家、意思決定者は、ますます複雑化されてきているシステムの構築、運用のスキルをマスターしなければならないという巨大なプレッシャーにさらされているのが現状です。

そのような現状の中で、Asia Pacific Regional Internet Conference on Operational Technologies （APRICOT）はミッションとして、本地域の主要なインターネットの構築者達が世界各国のインターネットコミュニティのリーダーや同業者達よりから学ぶためのフォーラムを設けることを掲げています。

毎年この一週間のサミットでは、アジア太平洋地域でインターネットを運用するために必要な知識を共有、広げていくことを目的として、セミナー、ワークショップ、チュートリアル、コンファレンスセッション、birds-of-a-feather （BoFs）、その他フォーラムが開催されます。

参加者の旅費負担を軽減するためにAPRICOTは Asia Pacific Network Information Center （APNIC）年次総会、Asia Pacific Internet Association （APIA）年次総会、Asia Pacific Networking Group （APNG）冬期会合や、その他アジア太平洋地域のインターネット団体の会合と一緒に開催しています。

APRICOTはできる限り他のインターネット関連のイベント（Asia Internet World、ICANN etc.）に開催時期を近づけたり、連続させることで相乗効果を引き出そうと試みています。

APRICOTのミッション は、アジア太平洋地域において強固なインターネットインフラを育てていくために必要なスキルや理解を生み、発展させていくことです。 APRICOTは、世界トップレベルのインターネットエキスパート達、及びその知識を集結し、そこから利益につなげるようなイベントです。

APRICOT参加者は、アジアインターネットの主要な構築者達です。世界各国から、多くの優れたインターネット技術者が講師として、発表者として、またはヒューマンネットワークを広げるためにAPRICOTに参加します。

APRICOT のスポンサーは、 品質高く内容豊富なイベントに参加できることに加え、そのイベントの場を自社の製品・サービスをアジア太平洋インターネットコミュニティの決定権者にアピールする場とする最高の機会が得られます。

APRICOT ‘98 ： フィリピンのマニラで開催され、世界多数の国より約300ものインターネット業界の技術者や経営者、企業家、意思決定者を一堂に集めました。

APRICOT ‘97： この年は香港で開催され、約630人の技術者や経営者、企業家、決定責任者が25ヶ国以上の国から参加しました。

APRICOT ‘96： シンガポールで開催され、18の異なる国々から約280もの参加者が集いました。

APRICOTの本来の目的はアジア太平洋地域に技術や手法を伝える媒体となることです。 よって、わたしたちの参加費用はプロモーションを主体としたその他の会合よりも低い価格が設定されていると共に、多くのInternet Engineering Task Force ミーティングで見られるような参加費用相当となるように設定されています。

例えば APRICOT ‘98の参加費用は以下のようなリーズナブルな価格設定がされています：

1日チュートリアルのみ	US$ 250
コンファレンス参加と展示会	US$ 250
展示会のみ	US$ 10

APRICOTは営利を目的はしておらず、アジア太平洋地域のレジストリである Asia Pacific Network Information Centerのような様々な非営利組織によって支えられている活動です。 余剰収入に関しては次回のAPRICOTの参加費用を低く押さえるために回すことになっています。